住宅購入の際に確認しておくべきポイント

その他

 人生に一度の一大イベントと言っても過言ではない「住宅購入」。
購入時に確認しなかったことによって
後から様々な問題が出てくるのは誰でも嫌ですよね。

 そこで今回は約10年不動産屋で働いていた私が
住宅購入時に確認しておいた方が良いことをまとめました。
実際自分でも住宅を購入する際に確認したものばかりですので
ぜひ参考にしていただければと思います。

立地

確認すべき点
・駅からの距離
・バス便の多さ・バス停の場所
・スーパー・コンビニ・ドラッグストアなどの商業施設までの距離
・病院までの距離
・保育園・幼稚園・小学校・中学校までの距離
・公園までの距離
・治安の良さ
・夜間街灯や明るさ
・周辺で大規模な建物の計画がないか(陽当りなど)
etc

物件周り

確認すべき点
・前面道路の道路幅
・カースペースの駐車しやすさ
・ゴミ置き場の場所
・自治会参加の有無
・事故物件など告知事項の有無
・ハザードマップ
・隣地に変な人はいないか
etc

土地

確認すべき点
戸建て
・敷地面積の広さ
・カースペースの有無
・庭の有無
・私道道路持ち分の有無
・宅地内の電信柱など
・宅地内に都市ガスの引き込みがあるか
・土地の形
・売りやすいかどうか
etc

マンション
・駐車場・バイク置き場・駐輪場の有無
・宅配ボックスの有無
・オートロック、エレベーター、防犯カメラの有無
・共有スペース
・シャトルバスの有無
・敷地内公園の有無
・ペット飼育が可能かどうか

間取り

確認すべき点
・開口部の向き
・部屋数
・部屋の広さ
・部屋の形
・納戸の有無
・小屋裏収納の有無
・屋根裏収納の入り口の位置
・ロフトの有無
・水回りの近さ
・エアコン設置の位置
・収納スペース
・収納の開けやすさ
・キッチンの位置
・パントリーの有無
・和室が2WAYかどうか

戸建て
・シューズインクローゼットの有無
・リビングイン階段かどうか
・LDKの陽当り(窓の位置)
・キッチン勝手口の有無
・洗面台は1階のみかどうか
・トイレは何か所あるか
・バルコニーの広さ

マンション
・玄関ポーチの有無
・庭、トランクルームの有無
・アウトフレームかどうか
・二重床・二重天井かどうか

設備・仕様

リビング
・リビング収納の有無
・シャッターの有無
・スタディカウンターの有無
・カーテンレールの有無
・ライトの有無
・床暖房の有無

キッチン
・ビルトイン食洗機の有無
・カップボードの有無
・浄水器の有無
・床下収納の有無

浴室
・浴室乾燥暖房機の有無
・ミストサウナの有無

洗面所
・三面鏡かどうか
・シャワー付きかどうか
・フラットボウルかどうか
・リネン庫の有無

トイレ
・ウォシュレット付きかどうか
・袖なしのリモコンタイプかどうか
・トイレ内に手洗い器があるかどうか

洋室
・ウォークインクローゼットの有無
・書斎の有無
・室内物干しの有無
・勾配天井かどうか
・天窓(トップライト)の有無

和室
・床の間の有無
・畳の種類
・窓の形や障子、襖
・天袋の有無

玄関
・フットライトの有無
・人感センサーライトの有無
・全身鏡の有無
・手洗い器の有無
・鍵の形
・TVモニター付きインターホンかどうか
・宅配ボックスの有無
・立水栓の有無

バルコニー
・物干し金物の有無
・スロップシンクの有無

◆立地◆詳細

・駅からの距離

生活する上で欠かせない交通便は最重要と言っても過言ではないですね。
ただ基本的に車移動の方にはあまり関係ないかもしれません。
直線距離だけでなく、信号や坂道など通勤・通学の際にどのような感じになるのか
一度自分で確かめてみるのがオススメです。

・バス便の多さ・バス停の場所

駅から離れている立地だとしてもバス便が多ければそれほど移動が苦ではなくなります。
また、自宅からバス停の距離も重要ですね。
高齢になった際には免許証を返納することを考えるとバス便が多いと安心です。

・スーパー・コンビニ・ドラッグストアなどの商業施設までの距離

生活する上で欠かせない商業施設の位置は確認しておきましょう。
普段利用するスーパーやコンビニがどこが一番近いのか、
また、ドラッグストアには処方せん窓口があると安心ですね。

・病院までの距離

日頃かかりつけ医のある方は通院できる距離なのかも重要です。
お子様のいる方は小児科の場所が近いと安心ですね。

・保育園・幼稚園・小学校・中学校までの距離

保育園・幼稚園は通園バスがある場合もありますが、
送り迎えをする場合は職場や駅との関係で毎日可能かどうか考えないといけないですね。
小学校・中学校は自分の足で通いますが距離が近いと安心ですし、
通学路に人気のない通りがないか、なども確認したいですね。

・公園までの距離

小さなお子様がいる場合は普段遊べる公園が近いと嬉しいですね。

・治安の良さ

これは不動産屋さんが詳しいかもしれませんので聞いてみるといいと思います。
外国人が多かったり、何らかの溜まり場になっていないか。
また、夜に一度確認するのもアリです。
昼間には気づかなかった飲み屋さんなどがあることも。

・夜間街灯や明るさ

冬場ですと16時~17時でも暗くなりますから、周囲の暗さにも注目です。
公園が近いとメリットもありますが周辺が暗くなる可能性もあります。

・周辺で大規模な建物の計画がないか(陽当りなど)

隣地の確認はすると思いますが、少し離れた場所でも
大型商業施設やマンションの建設計画がないか確認しておくと安心です。
とはいえ、購入してから絶対に変わらないということはないので
「できる範囲で」にはなってしまいますが…

◆物件周り◆詳細

・前面道路の道路幅

車の車庫入れにも関わりますので6mあればラクラクと言われています。
また、6mあれば車もすれ違えますが、4m道路では難しいです。
交通量の多さも気になりますね。住宅街で静かそうに見えても裏道として利用する人が多いと
お子様のいるご家庭では少し危険かもしれません。
道路幅が広くても歩道がしっかりとあるかどうかなども確認するといいと思います。

・カースペースの駐車しやすさ

土地の形にも関係しますが、カースペースが並列駐車できると出し入れがとてもラクです。
道路から敷地内へ車庫入れする際に土地が盛り上がっていたり、
前面道路の歩道の縁石の位置なども見ておくと安心です。

・ゴミ置き場の場所

自宅からの距離やどのような感じになっているのか見ておくといいと思います。
大規模分譲物件ですと、自宅前にゴミ置き場がある場合がありますが
その分周りの物件よりも価格が安く設定されていることも多いです。

・自治会参加の有無

最近では任意の地域が多いと聞いてはいますが、
参加していないとゴミ置き場が使用できない、など
その地域での決まり事がある場合もありますので
住みにくくなる前に不動産業者などを通して確認しておくことをオススメします。

・事故物件など告知事項の有無

前に住んでいた人が亡くなったなどは告知義務がありますので
不動産業者が教えてくれると思います。
ただし、一度誰かが住んでまた売りに出た場合はわからないこともあります。
周辺の情報も見ることができる有名なサイト「大島てる」で見てみるのもアリかもしれません。

・ハザードマップ

各地域のハザードマップで水害などを見ておくと安心です。
特に近くに川がある場合などは、火災保険の水災に加入するかの基準にもなります。

・隣地に変な人はいないか

騒音住人が近所に住んでいる、ゴミ屋敷が近くにあるなども
聞いておくといいと思います。

◆土地◆詳細

戸建て・マンションの見るべき点についてみていきます。

戸建て
・敷地面積の広さ

室内の広さにも直結しますが、お庭やカースペースなどの広さも考える必要があります。
敷地面積が狭くても3階建てが可能な場合や
ビルトインガレージでカースペースが確保できることもあります。

・カースペースの有無

車を所有している場合は何台停められるのか、
建物内に収まるビルトインガレージが良いのかなど考えておく必要があります。

・庭の有無

なくても良い場合はあまり関係ないかもしれませんが、
家庭菜園やガーデニング、子どもやペットとプール遊びやBBQなど
趣味などに使うことができます。物置などの設置も可能になります。
また、家の前にスペースがある場合はバイクや自転車を置くことも可能です。

・私道道路持ち分の有無

前面道路が私道の場合は多くの場合持ち分があります。
たまにメディアでも取り上げられていますが、
自分たちの私道なので使わせない!などのことが起こらないよう
日頃から使用する道路であれば確認しておいた方がいいと思います。

・宅地内の電信柱など

不動産業者からもらう販売図面にはほとんどの場合記載されていると思いますが、
車の出し入れ等に邪魔にならない位置か気にしておいた方がいいかもしれません。

・宅地内に都市ガスの引き込みがあるか

まずプロパンガスか都市ガスかで違いがありますね。
都市ガスの方が経済的ですし、宅地内にガスボンベを設置する必要がないので
敷地を広く使えます。
宅地内に引き込みがある場合もあるので確認するといいと思います。

・土地の形

整形地は一般的に建物も建てやすく、土地利用もしやすいです。
三角地は土地の有効活用が難しく、建物の形にも関わってきます。
また、旗竿地は道路から奥に家があるのでカースペースが縦列になることが多いです。
通行人からは見えづらいのでプライバシーは守られます。

・売りやすいかどうか

永住の地として購入する方が多いとは思いますが、
このご時世、どうなるかわからないので売れるかどうかも視野に入れておくと良いと思います。
自分たちが良いと思って買うのだから売れるだろう、というのも
確かにその通りなのですが、周辺の販売価格や物件の値下げ情報など
なかなか売れない場所はどんどん値下げしていきますから
なんとなくわかるかと思います。
特に上記の土地の形というのは変えられないので三角地や旗竿地は気にする方は多いです。
道路からの高低差やひな壇などの陽当りの良さも関係します。

マンション
・駐車場・バイク置き場・駐輪場の有無

駐車可能台数や駐車場の形態(平置きなのか立体なのか機械式なのかなど)、
空き状況や場所の決め方(抽選なのかなど)もチェックが必要です。
また、価格もピンキリで1台は無償なんてこともありますが大体安くて3000円程度、
高いと20000円を超えるところも…
近隣にも駐車場がなく、どうしても高くなるということもあるかもしれないですね。
そもそも駐車場等がなく、近隣で借りてくださいという場合もあります。
バイク置き場や駐輪場も使う場合は屋根があるか、価格はどうかなど確認が必要です。

・宅配ボックスの有無

最近のマンションは設置しているところが多いです。
あると便利な設備ですが必ず必要かどうかは
人によって優先順位が違うかもしれませんね。

・オートロック、エレベーター、防犯カメラの有無

オートロック・エレベーターも設置されているマンションが多いです。
特にエレベーターは上階に行けば行くほどないと困るシーンが出てきますので
要チェックだと思います。マンションによっては各階に止まらないなんてことも…
防犯カメラは犯罪防止の意味ではあると安心ですね。

・共有スペース

大規模マンションですとゲストルームやシアタールーム、キッズスペースなどの施設や
ジムやフィットネスルーム、スパなどが使用できることもあります。
また、ペット飼育可のマンションですと、わんちゃんの足洗い場があったりすることも。

・シャトルバスの有無

上記のような大規模マンションでは駅から離れていたとしても
専用のシャトルバスが出ていたりします。

・敷地内公園の有無

マンションの敷地内に公園などのちょっとした共有スペースがあることも。

・ペット飼育が可能かどうか

ねこちゃん・わんちゃんと暮らしている方は必須ですね。
最近増えてきてはいるとはいえ、まだそこまで多くないのが現状です。
また、頭数制限や体長制限などマンションによって細かく決まりがあります。

◆間取り◆詳細

・開口部の向き

陽当りの良さですね。リビングが真南に向いている方が陽当りが良いということになります。
南東であれば朝日が入りやすくなり、南西であれば夕日が入りやすくなるので
お好みで寝室は東向きの窓があるといいななど考えると良いかと思います。

・部屋数

居住する人数によって必要な部屋数が変わってくると思います。
お子様のいる3~4人家族で3LDK・4LDKというところでしょうか。
建売の物件では大体多くても5LDKまでという感じです。
テレワークをする方などは部屋というほどしっかりした場所がなくても、
納戸や書斎があると便利ですね。

・部屋の広さ

一般的に6帖以上のお部屋が広いとされます。
寝室で8帖~10帖あるとタブルベッドが置けたり、家具の配置がしやすくなるという感じです。
また、10帖~13帖くらいの広いお部屋で将来的に2部屋に分けることができる間取りもあります。
ドア・収納・窓などが分けた際に両方にあり、子どもが小さいうちは家族の寝室として使い、
大きくなった時に自分の部屋として使えるメリットがあります。

・部屋の形

リビングは縦長・横長で好みがわかれるかと思います。
キッチンからの見渡しやすさや採光の入りやすさなども変わってきます。
土地の形との相性もあるのでリビングとダイニングが分かれているタイプもあります。
床面積が広くてもこのようなタイプはあまり人気はないかもしれません。
各居室も四角く角がとれている部屋の方が家具やインテリアの配置がしやすいです。
マンションなどですと、梁や柱で四角くない場合にデッドスペースができてしまうことも。

・納戸の有無

サービスルームの「S」で表記されることが多いです。
採光が足りずに部屋表記ができずに納戸になっている場合は他の部屋と同様に居室として使えます。
収納や窓が少なく狭い本当の意味での納戸の場合は収納スペースや趣味のお部屋、
テレワークや勉強部屋、書斎として活用できます。

・小屋裏収納の有無

衣替えや季節ごとに飾るものなどの収納に便利な小屋裏収納。
お家によっては広々とした収納スペースがあることも。

・屋根裏収納の入り口の位置

あると便利な屋根裏収納ですが、意外と収納するのが大変だったりします。
ハシゴタイプが多いです。寝室や廊下から出入りすることが多いですね。
あまり多くはありませんが、階段で出入りできるタイプですと収納がラクですね。

・ロフトの有無

様々な使い方のできるロフト。
お子様は秘密基地のようなスペースにワクワクするかもしれませんね。
収納スペースやちょっとした小部屋としても使えます。

・水回りの近さ

日々生活する上で家事をする際に水回りの近さも重要です。
キッチン・洗面・浴室は近いと家事動線がスムーズです。

・エアコン設置の位置

大体決まってしまうことが多いので確認しておくといいと思います。
室外機の置き場も重要になってきますので確認しましょう。

・収納スペース

新築には基本的に各居室に収納スペースが付いていることが多いです。
中古の物件などでは部屋にないこともあり、その場合は自分たちで収納を用意する必要があるので
その分お部屋が狭くなってしまうということもあります。
備え付けの方が地震などが来た時にも安心ですね。
各居室以外にもリビングや廊下などちょっとした収納スペースが意外と使えたりします。
日用品のストックや掃除機などの家電を置くことも可能です。

・収納の開けやすさ

意外と見落としがちなのが収納の開けやすさです。
特に和室の押入れは昔ながらの引き戸タイプよりも観音開きタイプの方が好まれます。
最近ではクローゼットのような折れ戸タイプもあります。

・キッチンの位置

最近では対面キッチンが主流になりつつあります。
お料理中でも家族と会話しやすく、
特に小さなお子様のいるご家庭はお子様の様子を見ながら作業できるので安心です。
両サイドから出入りできるアイランドキッチンも人気があります。
広いお家でないとなかなか難しいですが…
またキッチンが独立しているタイプはニオイが漏れないなどのメリットもあります。

・パントリーの有無

あると嬉しいパントリー。食料品のストックはもちろん、
普段使わない調理家電や災害時の備蓄もできるのでとても便利です。

・和室が2WAYかどうか

和室がリビング横に配置されている間取りが多いです。
その際に、リビング側からだけ出入りできるのか
リビングを通さずに出入りできるのかで少し変わります。
急な来客時にリビングが散らかっていてもお客様を通すことができるので便利だったりします。

戸建て
・シューズインクローゼットの有無

家族が多いほど重要になってきます。靴以外にも傘やゴルフ用具などの収納にも使えます。
また、お子様のいるご家庭ですと意外と汚れ物の収納スペースがありがたかったりします。
外遊び用の道具や部活で使うものなど、土間収納があるといいですね。

・リビングイン階段かどうか

一度リビングを通ってからでないと2階へ行くことのできないリビングイン階段は
思春期の親御さんにとっては重要かもしれません。
いるのかいないのかわからない…なんてことにならずに済みますね。
ただし、ドアがない場合は寒気・暖気ともに失われがちですので注意が必要です。

・LDKの陽当り(窓の位置)

採光面が何面あるのかで明るさも変わってきます。
南向きの窓に加えて、3面に窓があるととても明るいリビングになると思います。

・キッチン勝手口の有無

勝手口があるとゴミ捨てなどにはラクだったりします。

・洗面台は1階のみかどうか

家族が多いと朝は洗面所が混雑するので、2か所あると便利ですね。
2階に洗面化粧台が設置されている場合もあります。

・トイレは何か所あるか

基本的には1階・2階にそれぞれあり、2か所という間取りが多いですが。
たまに新築なのに1か所しかない!という間取りが存在しますので確認しておいた方がいいです。

・バルコニーの広さ

お洗濯ものを干すのに十分な広さかどうかは重要です。
狭く細長かったり、2か所に分かれているバルコニーは使いにくいことも。
広々としたルーフバルコニーであればお子様やペットとプール遊びできたりもしますよ。

マンション
・玄関ポーチの有無

いきなり玄関があるよりかは、プライバシーが守られます。
自宅前にちょっとしたものなら置いても大丈夫な場合もあります。
傘立てや三輪車など…マンションの規則でNGの場合も。

・庭、トランクルームの有無

お庭やトランクルームが付いている場合もあります。
毎月使用料がかかる場合が多いですので確認が必要です。

・アウトフレームかどうか

梁・柱のせいで家具やインテリアが上手く配置できない、ということがあります。
最近ではアウトフレームできれいに角のあるお部屋もあります。

・二重床・二重天井かどうか

二重床・二重天井のマンションはまだ少ないですがあります。
騒音問題対策やお子様のいるご家庭にはありがたいですね。

◆設備・仕様◆詳細

リビング
・リビング収納の有無

意外と大事な収納になります。なくても何とかなるかもしれませんが、
文房具などの細かいものや常備薬、掃除用具、日用品などのちょっとしたものの収納として便利です。
皆さん経験があるかもしれませんが、
ダイニングテーブルがごちゃつきがち…なんて方には特にオススメです。

・シャッターの有無

オプションで付けられたりもしますが、最初からついていると安心です。
防犯面や台風などの被害からも守ってくれます。
手動が多いですが、電動シャッターであれば開け閉めもラクラク。

・スタディカウンターの有無

間取りによっては専用スペースがあります。
小学生(特に低学年)はリビング学習が主流と言われていますから、
専用スペースがあると親御さんもリビングやキッチンにいながら
宿題の進み具合をみたりできます。
また、学習スペースに限らずテレワークのスペースにしたり
家族共有のパソコンスペースにするのもオススメです。

・カーテンレールの有無

オプションの可能性もあります。
ないと不便ですから、自分でつけたり好きな業者に頼むなどしても良いと思います。
カーテン以外にもロールスクリーンなどで部屋に合わせて変えてみるのもいいですね。

・ライトの有無

こちらもオプションの可能性もあります。
通常のシーリングライトや埋め込み型のダウンライトに比べ、
吊り下げ型のペンダントライトは見た目にはおしゃれですが、掃除が大変かもしれません。
ファン付きの空気を循環させられるタイプの照明もあります。

・床暖房の有無

寒い日も快適に過ごせる床暖房。
リビング・ダイニングにあると重宝します。
あまり多くはないですがキッチンにもついていることもあります。

キッチン
・ビルトイン食洗機の有無

新築の9割の物件にはついていますが、たまについていないケースもあります。
外付けの食洗機ですと場所をとるので、あると便利ですね。

・カップボードの有無

備え付けのカップボードがあるとキッチン全体の色が揃うメリットがあります。
自分で固定などしなくても地震の時も安心です。
もともとついていなくても、オプションで付けることができるかもしれません。
食器棚は自分で選びたい方はない方がいいですが…

・浄水器の有無

新築ではついている物件の方が主流かもしれません。
水道から直接おいしいお水が飲めるのであるとうれしいですね。

・床下収納の有無

多くは床下の点検口の上に設置されていることが多いので
戸建てにはついていることが多いです。
マンションは1階の物件についていることも。
ちょっとした収納に便利です。

浴室
・浴室換気乾燥暖房機の有無

中古物件でも換気機能が付いていることはあります。
新築ではほとんどの物件で暖房・乾燥機能が付いています。
寒い冬場や衣類乾燥などにも使えますのであると便利ですね。

・ミストサウナの有無

少し前に自宅の浴室にミストサウナを付けるのが流行った(?)時期がありました。
サウナブームもあってか、最近の物件では逆に自宅についている物件というのは
昔ほど見なくなった気がします。

洗面所
・三面鏡かどうか

洗面室の大きさにもよるかもしれませんが、
三面鏡が見やすく、鏡の裏に収納できるのでスッキリとした印象になります。
混み合う朝のシーンではワイドな三面鏡タイプが家族みんなで身支度できてオススメです。


・シャワー付きかどうか

シャワー付きのドレッサーですと頭が洗えるので寝癖直しにも便利です。
お掃除の際にもシャワーで流しやすいメリットがあります。

・フラットボウルかどうか

洗面ボウルはフラットなタイプがお掃除しやすいです。
どうしても縁裏に汚れが溜まりやすいのでそれがないだけでもうれしいですね。

・リネン庫の有無

必須ではないかもしれないですが、リネン庫があるとタオルや掃除用具の収納に便利です。

トイレ
・ウォシュレット付きかどうか

こちらも9割の物件には付いているかと思います。
後付けもできますが最初からあると便利ですね。

・袖なしのリモコンタイプかどうか

最近ではリモコンタイプが操作しやすく人気があります。
また、掃除する際にも便座の横にボタンがあるタイプよりもスッキリしていて掃除しやすいです。

・トイレ内に手洗い器があるかどうか

必須ではないかもしれないですが、あると来客時には便利ですね。

洋室
・ウォークインクローゼットの有無

大容量のクローゼットがあるとキャリーケースや季節ごとに飾るものなどの収納に便利です。
かける収納スペースが多いと「お洗濯物を畳む」という手間が省けてそのまま収納できます。
衣替えという概念もなくなるかもしれないですね。
掃除もそのまま掃除機を持ち込めるのでとても便利。

・書斎の有無

納戸の話の中にもありましたが、部屋の中に書斎として使えるスペースがある間取りも。
もちろん納戸を書斎として活用することもできます。

・室内物干しの有無

雨の日のお洗濯に便利な室内物干し。
備え付けの場合もありますしオプションで可能な場合もあります。

・勾配天井かどうか

お家の形によりますが、開放感のある勾配天井のお部屋もあります。
冬場は暖かい空気が上の方にたまりやすいですから少し寒いかもしれません。

・天窓(トップライト)の有無

天窓があると空模様が観察できておしゃれな感じがします…が…
単純に採光の問題で1部屋とするために天窓を設置していることもあると聞いたことがあります。
暗いと納戸扱いになってしまいますので間取りによっては注意が必要かもしれません。

和室
・床の間の有無

新築の和室にはあまり見ないかもしれませんが、
美術品を飾るなどこだわりのある方にはチェックしておきたいポイントですね。

・畳の種類

通常の大きさの畳と約半畳の大きさの琉球畳などがあります。
またフチなしの畳ですとスッキリとした印象に。
素材も劣化しにくいものなどもあります。

・窓の形や障子、襖

新築にはあまりないかもしれないですが
中古の物件ですと和室だけ窓の形が少し特殊だったり、
障子がついていたり。他の部屋との仕切りも襖だったりします。

・天袋の有無

昔ながらの和室に多いですが、押入れの上などに天袋収納があります。
上部の空間を上手く利用して収納したい方にはいいですが、
高さがある分出し入れがしにくいので注意が必要です。

玄関
・フットライトの有無

足元が明るいと安心ですね。階段についていることも。

・人感センサーライトの有無

センサーで電気がついてくれると、荷物の多い時などにもとても便利です。

・全身鏡の有無

姿見があるとお出かけ前の身だしなみチェックに便利です。

・手洗い器の有無

玄関横に手洗い器があると帰宅時にすぐに手が洗えて便利です。
来客時にも使えます。

・鍵の形

通常の鍵に加えて最近ではカードキーなどのタッチレスキーがあります。

・TVモニター付きインターホンかどうか

ほとんどの物件は訪問者の顔が見えるTVモニター付きのインターホンですが、
中古の物件ですとついていないことも。
顔が見えることでお子様や女性も安心です。

・宅配ボックスの有無

外出時や手が離せない時に便利な宅配ボックス。
戸建てでも自宅前に宅配ボックスがついていることもあります。
後からオプションで付けることも可能な場合もあります。

・立水栓の有無

戸建てには散水栓はあるかと思いますが、
立水栓があると見た目にも美しく、趣味などにも使いやすいかと思います。
ガーデニングやわんちゃんを飼っている方にオススメです。

バルコニー
・物干し金物の有無

備え付けの物干し金物があれば、物干し竿を通せばすぐに干せますので便利です。

・スロップシンクの有無

汚れ物などの選択にも便利なスロップシンクですが、
ルーフバルコニーやスカイバルコニーなどでバルコニーが広い場合は
バルコニーを使って楽しむことが多くなるととても便利だと思います。
子どもやペットと水遊びなどにも使えます。

まとめ

 いろいろな観点から見てきましたが、
不動産業界でも好きなように注文住宅で一から建築したとしても
3回建てないと希望通りの家が完成しないと言われているので
何が自分たちに一番大事か、必要なものは何かを考えて
妥協するポイントも必要かとは思います。

タイトルとURLをコピーしました